鉄筋探査機 電磁波レーダ ストラクチャスキャン SIR-EZ XT/LXTの操作説明動画や技術情報・豆知識・よくある質問などを掲載しております。
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※LXTは、オプションユニット「電線管判別ユニット AC Line Trac」、「超小型キューブアンテナ」に対応していません。
XTはハイスペックタイプ、LXTはシンプル機能タイプ。LXTは、オプションユニット「電線管判別ユニット AC Line Trac」、「超小型キューブアンテナ」に対応していません。その他探査深度や性能については同じです。
発売当初は探査深度約40cmでしたが、2019年1月に大型バージョンアップがあり、探査深度約60cmまでとなりました。詳細はお問合せください。
鉄筋以外の非金属管(CD管、非金属ガス管)も探査可能です。
こちらのページで判別方法を解説しております。
1日からレンタル可能です。是非お気軽にはお問合せください。
まず、XTの画面左下に下記画像のようにかみなりマークは表示されていますでしょうか。また、ScanMaxモードでの設定メニューの[Line Trac]が50Hzまたは60Hzに正しく設定されているかご確認ください。
※AC Line Tracの機能はScanEZモードでは動作しません。
※LXTは、AC Line Tracに対応していません
探査データの報告書作成については有料で行っております。
2、3点のデータの解析であれば無料でアドバイスは可能です。お気軽にお問合せください。
XT/LXTでは、探査データの形式は下記形式のものがワンセットとなります。(DZAがない場合もあります。)Report Editor Proなどでデータを開く際は、必ず同じ階層にファイルを置いてください。※画面保存を行った場合は画像ファイルもUSBにコピーされます。(.png)
データをコピーさせるUSBメモリには十分な空き容量を持たせるようお願いいたします。
USBメモリの空き容量が不足すると、USBにデータをコピーする際、ファイル操作が完了したと表示が出ますが、入りきらないファイルはUSBにコピーされません。例えば.DZXファイルだけがコピーされます。
電磁波レーダで深度を求めるには、その媒質の固有にもつ比誘電率εrを装置に設定する必要があります。
一般的なコンクリートの比誘電率は6~8となり、この範囲の数値を設定します。
※乾燥すると小さく、含水量が多いと大きくなります
材質 | 比誘電率 |
---|---|
真空 | 1 |
空気 | 1 |
発泡スチロール | 1 |
雪(かたまり) | 1.4 |
ポリスチレン | 2.4~2.7 |
清水氷 | 4 |
海水氷 | 6 |
御影石(乾燥) | 5 |
御影石(湿潤) | 7 |
材質 | 比誘電率 |
---|---|
石灰岩(乾燥) | 7 |
石灰岩(湿潤) | 8 |
頁岩(湿潤) | 7 |
砂岩(湿潤) | 6 |
砂(乾燥) | 3~6 |
砂(湿潤) | 10~25 |
土(乾燥) | 2~6 |
土(湿潤) | 10~30 |
関東ローム(乾燥) | 2~5 |
材質 | 比誘電率 |
---|---|
関東ローム(湿潤) | 10~40 |
砕石 | 5~9 |
永久凍土 | 6~13 |
コンクリート(乾燥) | 4~6 |
コンクリート(標準) | 6~8 |
コンクリート(湿潤) | 8~20 |
アスコン | 4~6 |
清水・海水 | 81 |
導体(金属など) | ∞ |
※LXTも同じ操作方法です。ただし、AC Line Trac、キューブアンテナには対応していません。