鉄筋探査機 電磁波レーダ ストラクチャスキャン SIR-EZ(LT)とSIR-EZ HRの操作説明動画や技術情報・豆知識・よくある質問などを掲載しております。
電磁波レーダについてはこちら SIR-EZシリーズについてはこちら
高深度に探査可能なEZ探査は、土木現場にオススメです。
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密集鉄筋や配管・空洞やジャンカ等の位置と深さを正確に探査可能です。
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必要ありません。微弱電波規定範囲為全く規制なしで使用可能です。
X線コンクリート内部探査(コンクリートレントゲン)のように
資格は必要ありませんので現場ですぐお使いいただけます。
1本約3時間使用可能です。
オプション品で、オフロードタイヤを販売しております。お気軽にお問合せください。
SIR-EZ/HR/LTの通常車高約2.6mmからオプション品のオフロードタイヤを取り付けることにより、車高が約10mmにすることが可能です。
オフロードタイヤ(大)を取付けた場合、起動した後表示されるメインメニューから【システム】>【グリッドオプション】>【オフロードタイヤ】の”NOMARL”から”LARGE”に変更お願いいたします。
オフロードタイヤ(大)を取り付けて測定する場合の注意点
EZ(LT)では深さ約45cm、HRでは深約30cmまでが探査可能範囲です。
ただし、条件によってはEZ(LT)/HRでも探査可能です。まずはお問合せください。
鉄筋以外の非金属管(CD管、非金属ガス管)も探査可能です。
こちらのページで判別方法を解説しております。
30×30、60×60、100×100cm、60×120cmの4種類がございます。
自作する場合は、5cm間隔(100cm×100cmのみ10cm間隔)で作成してください。
グリッドシートの販売についてはお気軽にお問合せくださいませ。
1日からレンタル可能です。是非お気軽にはお問合せください。
探査データの報告書作成については有料で行っております。
2、3点のデータの解析であれば無料でアドバイスは可能です。お気軽にお問合せください。
SDカードを挿入せずに探査を行うと本体メモリにデータは保存されます。本体メモリからSDカードにデータを転送する場合は空のSDカードを挿入してください。※中身が入っているSDカードを挿入する場合はデータ転送は行われません。(SDカードを参照するため)
電磁波レーダで深度を求めるには、その媒質の固有にもつ比誘電率εrを装置に設定する必要があります。
一般的なコンクリートの比誘電率は6~8となり、この範囲の数値を設定します。
※乾燥すると小さく、含水量が多いと大きくなります
材質 | 比誘電率 |
---|---|
真空 | 1 |
空気 | 1 |
発泡スチロール | 1 |
雪(かたまり) | 1.4 |
ポリスチレン | 2.4~2.7 |
清水氷 | 4 |
海水氷 | 6 |
御影石(乾燥) | 5 |
御影石(湿潤) | 7 |
材質 | 比誘電率 |
---|---|
石灰岩(乾燥) | 7 |
石灰岩(湿潤) | 8 |
頁岩(湿潤) | 7 |
砂岩(湿潤) | 6 |
砂(乾燥) | 3~6 |
砂(湿潤) | 10~25 |
土(乾燥) | 2~6 |
土(湿潤) | 10~30 |
関東ローム(乾燥) | 2~5 |
材質 | 比誘電率 |
---|---|
関東ローム(湿潤) | 10~40 |
砕石 | 5~9 |
永久凍土 | 6~13 |
コンクリート(乾燥) | 4~6 |
コンクリート(標準) | 6~8 |
コンクリート(湿潤) | 8~20 |
アスコン | 4~6 |
清水・海水 | 81 |
導体(金属など) | ∞ |
ストラクチャスキャンシリーズの解説動画としては、こちらのYouTube KEYTECチャンネルの再生リストをご覧ください!
※2012年に作成した動画のため一部古い情報がございます。予めご了承ください。
1974年 GSSI(Geophysical Survey Systems,Inc.)は、世界で始めてマイクロ波帯の電磁波を地中に輻射することで地中内部の鉱物や水脈を探査する装置を開発しました。
日本では、約35年前に建設省からの依頼により地中レーダを開発し、翌年にはコンクリート内部探査機(RCレーダ)を世界で初めて商品化して鉄筋位置の探査を可能にしました。GSSI社は、人命探査レーダ、スワット特殊部隊用レーダ等の国策開発を実施している企業であり、技術開発で他社をリードしています。
これまでの鉄筋探査には、電磁誘導方式の探査機が使用されてきましたが、探査能力が約100㎜と浅く、水平方向の分解能も悪いため、現在はレーダ方式に置き換わってきました。
日本無線株式会社に32年在籍し、同レーダを発案して商品化を進めておりました。しかし、3年から4年での製品入替えをする考え方や高周波の保有技術に限界を感じ、世界で最も高周波技術を保有しているGSSI社と11年前に共同開発をスタートさせ、9年前に高性能探査レーダ「ストラクチャスキャン SIR-EZ」を開発しました。
SIR-EZがSIR-EZ LTとして生まれ変わりました。性能や機能はそのままで、外装リニューアルを行いました。