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シース管グラウト充填探査器 衝撃弾性波スキャナー IES Olson社

金属製シース管内のグラウト充填状態を測定

ASTM C1383-4 準拠

シース管グラウト充填探査器 衝撃弾性波スキャナー IES

電磁波レーダでは測定することができない深い壁厚が測定できます。

回転式センサーとそれに連動したインパクターを使うことにより、約25mm間隔で壁厚を測定することができます。これに複数の測線の結果をあわせ、3D解析を行うことにより、シース管や空洞の位置およびシース管内部の状況を探査することができます。

IESの製品情報(使用上の注意)をダウンロード

水や鉄筋の影響を受けない箇所(最大45cmまで)でしたら、コンクリート厚測定は電磁波レーダ「ストラクチャスキャン SIR-EZシリーズ」でも可能な場合がございます。是非ご検討ください。またお気軽にお問合せください。

特長

  • インパクターと回転式センサー(特許)をスキャナーに搭載(右写真)
  • 一体型スキャナーにより,高密度(約25mm間隔)測定を短時間で実施
  • シース管グラウト充填状況,コンクリート躯体厚,内部空隙,水平クラック,ジャンカ,剥離の位置を現場で3D表示
  • コンクリート厚さから内部空洞探査まで
  • 8cm〜1mの高深度測定能力
  • 厚さ測定精度は2%(キャリブレーション実施時)と高精度
  • ASTM C1383-4に準拠
シース管グラウト充填探査器 衝撃弾性波スキャナー IES

測定手順

1.準備/グリッド(測定点図)の設定
縦横の測定点数から、Freedom data PC上にグリッドを設定します。
2.測定
IESを測定面に押し当て、測定線に沿って約30cm/秒のスピードで動かし測定します。IESのセンサーで受波した信号は、Freedom data PCに送られます。
3.解析
Freedom data PCに送られたデータは、瞬時に周波数解析され、D=βV/2fの式からコンクリート厚さDが求められます。(β=形状定数(0.8(柱)〜0.96(床壁))、V=音速(初期設定音速:3,657m/秒)、f=ピーク周波数)
4.分析
各測線の結果から、FreedomPC上で3D、コンターマップを作成します。

仕様

製品名 衝撃弾性波スキャナIES(アイイーエス)
型式 IES
測定方式 衝撃弾性波法
探査対象物 コンクリートの厚み,空洞
測定間隔 2.74cm
測定厚さ範囲 8cm〜1m
測定精度 2%(キャリブレーション実施時),10%(キャリブレーション未実施時)
周波数フィルター ハイパス,ローパス,バンドパスフィルター

製品構成

標準製品構成

Freedom data PC、IE発振モジュール、入力モジュール、バッテリー、バッテリー充填ケーブル、IES本体、IESケーブル、床面測定用重り(3.2kg)、取扱説明書