工事を安全に進める非破壊探査機器のすゝめ
火力・原子力発電所では、最高水準の安全性を備えるべく、安全対策工事が行われていると存じます。
昨今、鉄筋コンクリート構造物の設備工事や改修工事、耐震補強工事において《あと施工アンカー施工》 《コア抜き》 《穿孔工事》時の鉄筋干渉 や電線損傷 による現場の進行停止、事故が多発しているという相談を頻繁にいただきます。
弊社では、現場でのお悩みを解決できる製品取り扱っておりますので、ぜひ下記ご紹介説明をご覧ください。
ちなみに・・・鉄筋コンクリート構造物の設備工事や改修工事、耐震補強工事では、コンクリート内部の鉄筋や電線とぶつからない位置を鉄筋探査機(電磁波レーダ)を使って事前に探査し、削孔を行います。
事故防止の為、火力・原子力発電所の工事に適した正確な探査が可能な鉄筋探査機を選ぶことは非常に重要です。
火力・原子力発電所の工事に適した鉄筋探査機です。 NETIS登録商品:CB-160009-A
電線管探査に特化したユニット、配管周辺を探査できる小型アンテナ等火力・原子力発電所に適した機能をお使いいただけます。
片面より非破壊で深さ約60cmまで探査可能な、片手で持てるハンディタイプです。初心者の方でも2D探査、3D探査を行うことが可能です。
電磁波レーダ法では、主に2D探査を行い、画像解析して埋設物を確認します。探査すると、画面に埋設物などが《山形波形》として表示されます。金属・非金属の区別や、探査物の厚みなども判別可能です。
※埋設物(鉄筋)が山形波形になる原理についてはこちらをご覧ください
弊社の強みは、サポートが充実しており、現地指導や機器の使い方から解析力を身につける様々なトレーニングの開催を行っております。
2D探査では判別が難しい斜め配管などの探査に有効なのが、3D探査です。本製品では、資格も不要で誰でも簡単に探査可能です。また現場ですぐに3D画像を確認できます。
従来手法では、コンクリート内部を3D透視するにはX線、レントゲン写真を撮影する必要があります。この手法は、人払いや撮影裏面にフィルムを貼るスペース、現像時間に時間がかかるなどデメリットが多くありました。
福島第一原子力発電所2号機壁へのアンカー打設工事で使用されている、「XYZスライドロボット」に弊社のストラクチャスキャン SIR-EZシリーズが搭載されております。
※写真は福島第一原子力発電所2号機壁の模擬です。
ストラクチャスキャン SIR-EZ XTは、オプションユニットを取付け、さらに現場に合わせた機能を拡張可能です。
火力・原子力発電所の現場では、オプションユニット「電線管判別ユニット AC Line Trac」「超小型キューブアンテナ」の導入が進んでいます!
火力・原子力発電所の現場から最も問合せが多い機能です!
電磁波レーダ + 電磁誘導方式のオプションユニット
電磁波レーダ手法だけでは探査できなかった活電線の判別が可能になります。
例えば、配管の耐震補強工事時に鉄筋探査行えていましたか?
寸法:約7.5(H)×9.6(W)×9.6(D)cm、重量:約300g(アンテナのみ)、約750g(ケーブル込み)
タイヤ(エンコーダ)の位置も変更可能です。
タイヤの位置を変更することさらに探査できる場所が広がります。
鉄筋腐食探査の新時代が到来!鉄筋腐食速度を測定し、コンクリート構造物の長寿命化に貢献!
鉄筋を露出する必要がない完全非破壊型であり、計測部と本体がワイヤレスで、ケーブル長さに影響されず、広範囲の探査が可能です。これにより従来の鉄筋腐食探査法に比べ、時間・人的資源・費用を大幅に削減することができ、あわせてコンクリート構造物へのダメージを大幅に軽減することも可能となりました。