電磁波レーダ(白黒表示※)では、
比誘電率εrの物質中を伝搬する電磁波が比誘電率のより高い物質εr2表面で反射した場合、
+の反射波として白黒の山形波形が表示されます。(図1 3:鉄筋)
一方、比誘電率εrの物質中を伝搬する電磁波が比誘電率のより低い物質εr1の表面1で反射した場合、
−の反射波として黒白の山形波形が表示されます。(図1 4:非金属管)
この特性を利用し、コンクリート内部の反射体が、金属か非金属かを判別することができます。
※ 左側が黒、右側が白のカラー表示
図1 反射例 (3:鉄筋、4:非金属管)
水(ε=81)
非金属管に水満水(上水道管)
鉄筋(ε=∞)(図1 3:鉄筋)
電線入CD管
砕石(ε=5~9)
コンクリート(ε=6~8)
コンクリート(ε=6~8)
金属の場合は、上部が白色、下部が黒色
空気(ε=1)(クラック、ジャンカ、空洞)
プラスチック(ε=2) (CD管、非金属ガス管)(図1 4:非金属管)
非金属の場合は、上部が黒色、下部が白色
鉄筋コンクリート構造物内の鉄筋・電線管・空洞・ジャンカ・ひび・クラックの位置や深度、かぶり厚を正確に探査可能な一体型電磁波レーダ方式のコンクリート内部探査機器(鉄筋探査機)です。
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