電極ータブレット間はワイヤレス!
ASTM C876 準拠
健全なコンクリートは強アルカリ性のため、その中の鉄筋は不動態化しており、その電位は-100〜-200mV(CSE)を示します。しかし、鉄筋はコンクリート内部への塩化物の浸透や中性化によって活状態となり腐食が進行すると、その電位は卑方向(小さい方向)に変化します。
自然電位法では、この電位を測定することにより、鉄筋の腐食箇所の検出や腐食状態の診断を行います。
データ収納ボタンをタッチしてグリッドポイント上にデータを収納していきます。データが収納された地点は赤で表示されます。
タブレット上のコンターマップボタンにタッチします。腐食度(自然電位)マップ(コンターマップ)が自動で描かれます。
解析結果は、CSV、PNG、SCR形式のファイルで保存され、メールやUSB接続で共有することができます。
鉄筋腐食度 | 自然電位(mV/CSE) |
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腐食している確率が低い Less than 10% | >-200 |
不明 Uncertain | -200〜-350 |
腐食している確率が高い More than 90% | <-350 |
製品名 | スマート鉄筋腐食診断器 |
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型式 | XCell(エックスセル) |
測定方式 | 自然電位法 |
探査対象物 | コンクリート内の鉄筋の自然電位 |
照合電極 | 飽和塩化銀電極 |
測定電圧範囲 | ±1,000mV |
測定電圧精度 | 1mV |
測定時間 | 1秒 |
測定温度範囲 | 0〜50℃ |
温度測定精度 | 0.5℃ |
照合電極寸法 | Φ32×260mm |
照合電極重量 | 250g |
照合電極、コンタクトスポンジ、電極保存用溶液、鉄筋接続ケーブル、ワニグチクリップ、充電器、取扱説明書、※オプション:鉄筋接続延長ケーブルリール(30m)、延長ハンドル、校正キット、タブレット、タブレット支持具、XCellモニター用ソフトウェア
はつり不要 水撒き不要 ワイヤレス
鉄筋を露出する必要がない完全非破壊型であり、計測部と本体がワイヤレスで、ケーブル長さに影響されず、広範囲の探査が可能です。これにより従来の鉄筋腐食探査法に比べ、時間・人的資源・費用を大幅に削減することができ、あわせてコンクリート構造物へのダメージを大幅に軽減することも可能となりました。
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鉄筋腐食は、鉄筋深さ・位置を把握することで正確な計測ができます。
鉄筋探査機(電磁波レーダ) ストラクチャスキャン SIR-EZシリーズとの併用がお勧めです。